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2019年 8月 20日　Vol.1183

「揚げたてポテトをちょうだいな！」
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こんにちは！　寺尾祐子です。



イギリスに到着して4日目。
歩き疲れて、
カフェで一休みしていたときのこと。



注文のとき、
前に並んでいた、60歳前後の
イタリア人とおぼしき女性が、
何やらお店の人に、主張しています。



どうも、目の前のケースにある、
置きっぱなしになった
プライドポテトではなく、

揚げたてポテトが欲しいと注文を
している様子。



「私たちは、そのポテトに対して、
　お金を払うのよ」と。



置きっぱなしといっても、
温かい温度を保つ場所に置いてあるし、

人がひっきりなしに入っている様子の
お店なので、何時間も放置しているようには
思えません。
（正確には分からないけど）



お店の人は、なんとか
揚げるのを阻止したそうな様子ですが、

最後には、
「10分かかるよ」
とかなんとか言って、揚げることに。

そのイタリア人ぽい女性は、
その10分をレジ横で待っていました。



おばさま、すごーい！



何がすごいって、
揚げたてポテトに対するこだわりと、
それを主張する強さ。



日本人って、
（私だけかもしれないけど）

基本、メニューの中から、
目の前にあるものの中から、
欲しいものを選びます。



「揚げたてポテトが欲しいなぁ」
と思っても、
目の前にすでに揚げたポテトがあれば、
「まぁいいや」
と思ってしまう。



似たようなことが
日本でもありました。



数ヶ月前、カウンターしかない、
日本のイタリアンレストランで
食事をしたいたときのこと。



２〜３席離れたところに
座っている外国人男性。



何やら、メニューにない料理を頼んで、
他のものと組み合わせてもらっています。
（常連さんには見えなかった）



これらのことから、感じること。



私たちは、遠慮し過ぎなくていい。

自由に求めるものを求めればいい。

「言ってもムダ」と自分で決めつけなくていい。



その際は、もちろんスマートに！


＊


今のイギリスは、
日の入り時刻が20時過ぎ。



20時近くても、
お昼のように明るくて、
びっくりしてしまう。



場所によって、
太陽の照る時間が違うように、

常識なんて、場所によって、
全く変わってきますから。



海外へいくと、
そんなことにもあらためて
気づかせてもらえ、刺激になりますね。



今日も最後までお読みくださって
ありがとうございます。




P.S.
北海道より、緯度が高いロンドン。
涼しくて快適です。