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日時 | タイトル |
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2025/01/17(金) 19:00 | 見極める力をつけるには? 価値について考えた。 |
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2025年1月17日 Vol.1933
見極める力をつけるには? 価値について考えた。
━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは! 寺尾祐子です。
価値があるとか、ないとか、
感覚的に使いますよね?
よくよく考えてみれば、
価値というのは、
「ある」ものなのではなく、
「認めるもの」なんだろうなと、
考えることがありました。
なぜ、こんなことを考えたのかといえば、
今月の初めの日曜日、
(気づけば、もう10日以上経ってる…)
目利きの方に誘っていただいて、
初めて「大江戸骨董市」へ行ってきたから。
東京国際フォーラムの屋外スペースで、
食器類や着物、アクセサリー、置物など
約250店舗が、所狭しと並んだ、
日本最大級の露天骨董市です。
何が面白かったって、
「古そうな食器だな」と、
一人だったらサラッと通りすぎたお店でも、
目利きの方や、お店の方に
「これは、江戸中期の古伊万里で〜」
と、技法の変化(当時の流行)や、
模様の変遷、時代背景なんかを聞いてしまうと、
その「くすんだお皿」が、
急にお宝に見えるという、そのマジック!
あ、マジックではありませんね(笑)
その食器の価値を知ることで、
見え方がガラリと変わり、
「そんなスゴイ物なら、欲しいかも!」
と思ってしまうところが、
なんとも面白い体験でした。
「教養があると
世界の見え方が変わる」
なんて聞きますが、
新しい見方を知るって、
快感に近いかもしれません。
手のひらに乗るくらいの小さな
豆皿が数万円したり、
18センチくらいのお皿が25万円で
びっくりしたり。
なんとなく、知ったつもりになって
「これは高いんじゃない?」
と思ったら、
1,000円だったりして(苦笑)
理由を聞くと、
それはプリントだから、
模様がズレているなどなど、
納得しつつ、とても興味深い。
もともと器が好きで、
本や雑誌を買って読んだり、
産地へ行って器を購入したり、
美術館へ行ったりしたので、
その時代の感覚が少し蘇ってきた時間でもありました。
「本物の美を見極められるようになりたい」
と思っていますが、
かなり修行が必要なようです。
審美眼を磨き、見極める力を得るには、
・日常的にイイモノに触れること
・周辺の知識を得ること
これらがやっぱり大事です。
*
そもそも、価値あるものも、
価値あると認めるから
「価値がある」ということになる。
だから、自分には価値を感じられなくても、
別の人には
高い価値があることは多々あります。
当然、その逆も。
人によって感覚が違うように
価値だって違ってくる。
だから、価値というのは、
「ある」ものなのではなく、
「認めるもの」なんだろうなと思ったわけです。
例えば、ゴッホが生きている間は
彼の絵には
「価値がない」とされていたけれど、
亡くなった後、現代に至るまで、
価値が大いに認められています。
価値の不思議と、
価値を伝えることで
(理解してもらえれば)
相手と共有できることも
改めて実感した時間でした。
*
そうそう、オマケ情報として
東京芸術大学出身の審美眼がある方に、
ディスプレイするときのちょっとしたコツを教えていただきましたよ。
それは、ペアで飾ること。
一つだけ飾るのもいいですが、
二つが揃っていると、存在感が増すのだとか。
「双子って目が行くでしょ?」
とおっしゃっていました。
ちょっとしたティップスのシェアでした。
目利きの方のお話を伺うことで、
新しい世界が見せてもらった骨董市。
遠出する旅行もいいですが、
新しい視点を体験するのも
充実した時間となりますね。
「いつもと違う」
人に会う、場所へ行く、体験をするなど、
今年はもっとしたいなと思っています。
今日は金曜日。
楽しい週末をお過ごしくださいね!
━━━━━━━━━━━━━━
●編集後記
━━━━━━━━━━━━━━
とても寒かったけれど、
楽しかった骨董市。
で、何を買ったでしょう?
実は、結局、購入には至りませんでした。
コーヒーやお茶も楽しめそうな
蕎麦猪口を買おうかなと思ったのですが、
いいなと思うと、少し欠けていたりするんですよね。
「モノは減らそうとしているのに…」
という思いがよぎったのも事実。
とはいえ、また行く機会があったら、
贅沢して買おうかなぁなんて思っています。
─────────────────────────────────
◆感想や質問などお気軽に、このメールにご返信いただけたら嬉しいです^^
※すべてにお返事できない場合もありますが、すべて嬉しく拝読しています。
※頂いたメールは、メルマガ上でご紹介する場合があります。
掲載不可の場合は、あらかじめお書き添えくださいね。
◆寺尾祐子がご提供しているサービスについてのご質問、ご予約はこちらから。
https://maroon-ex.jp/fx40727/SenkoYo
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寺尾祐子
PR戦略プロデューサー
パブリックステージコンサルタント
女性リーダーのための【哲学実践ラボ】主催
方眼ノートトレーナー
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2025年1月17日 Vol.1933
見極める力をつけるには? 価値について考えた。
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こんにちは! 寺尾祐子です。
価値があるとか、ないとか、
感覚的に使いますよね?
よくよく考えてみれば、
価値というのは、
「ある」ものなのではなく、
「認めるもの」なんだろうなと、
考えることがありました。
なぜ、こんなことを考えたのかといえば、
今月の初めの日曜日、
(気づけば、もう10日以上経ってる…)
目利きの方に誘っていただいて、
初めて「大江戸骨董市」へ行ってきたから。
東京国際フォーラムの屋外スペースで、
食器類や着物、アクセサリー、置物など
約250店舗が、所狭しと並んだ、
日本最大級の露天骨董市です。
何が面白かったって、
「古そうな食器だな」と、
一人だったらサラッと通りすぎたお店でも、
目利きの方や、お店の方に
「これは、江戸中期の古伊万里で〜」
と、技法の変化(当時の流行)や、
模様の変遷、時代背景なんかを聞いてしまうと、
その「くすんだお皿」が、
急にお宝に見えるという、そのマジック!
あ、マジックではありませんね(笑)
その食器の価値を知ることで、
見え方がガラリと変わり、
「そんなスゴイ物なら、欲しいかも!」
と思ってしまうところが、
なんとも面白い体験でした。
「教養があると
世界の見え方が変わる」
なんて聞きますが、
新しい見方を知るって、
快感に近いかもしれません。
手のひらに乗るくらいの小さな
豆皿が数万円したり、
18センチくらいのお皿が25万円で
びっくりしたり。
なんとなく、知ったつもりになって
「これは高いんじゃない?」
と思ったら、
1,000円だったりして(苦笑)
理由を聞くと、
それはプリントだから、
模様がズレているなどなど、
納得しつつ、とても興味深い。
もともと器が好きで、
本や雑誌を買って読んだり、
産地へ行って器を購入したり、
美術館へ行ったりしたので、
その時代の感覚が少し蘇ってきた時間でもありました。
「本物の美を見極められるようになりたい」
と思っていますが、
かなり修行が必要なようです。
審美眼を磨き、見極める力を得るには、
・日常的にイイモノに触れること
・周辺の知識を得ること
これらがやっぱり大事です。
*
そもそも、価値あるものも、
価値あると認めるから
「価値がある」ということになる。
だから、自分には価値を感じられなくても、
別の人には
高い価値があることは多々あります。
当然、その逆も。
人によって感覚が違うように
価値だって違ってくる。
だから、価値というのは、
「ある」ものなのではなく、
「認めるもの」なんだろうなと思ったわけです。
例えば、ゴッホが生きている間は
彼の絵には
「価値がない」とされていたけれど、
亡くなった後、現代に至るまで、
価値が大いに認められています。
価値の不思議と、
価値を伝えることで
(理解してもらえれば)
相手と共有できることも
改めて実感した時間でした。
*
そうそう、オマケ情報として
東京芸術大学出身の審美眼がある方に、
ディスプレイするときのちょっとしたコツを教えていただきましたよ。
それは、ペアで飾ること。
一つだけ飾るのもいいですが、
二つが揃っていると、存在感が増すのだとか。
「双子って目が行くでしょ?」
とおっしゃっていました。
ちょっとしたティップスのシェアでした。
目利きの方のお話を伺うことで、
新しい世界が見せてもらった骨董市。
遠出する旅行もいいですが、
新しい視点を体験するのも
充実した時間となりますね。
「いつもと違う」
人に会う、場所へ行く、体験をするなど、
今年はもっとしたいなと思っています。
今日は金曜日。
楽しい週末をお過ごしくださいね!
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●編集後記
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とても寒かったけれど、
楽しかった骨董市。
で、何を買ったでしょう?
実は、結局、購入には至りませんでした。
コーヒーやお茶も楽しめそうな
蕎麦猪口を買おうかなと思ったのですが、
いいなと思うと、少し欠けていたりするんですよね。
「モノは減らそうとしているのに…」
という思いがよぎったのも事実。
とはいえ、また行く機会があったら、
贅沢して買おうかなぁなんて思っています。
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寺尾祐子
PR戦略プロデューサー
パブリックステージコンサルタント
女性リーダーのための【哲学実践ラボ】主催
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