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2017/01/24(火) 12:50 | 【聴く書く伝える】名著「愛に生きる」。能力の伸ばし方とは? |
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2017年1月23日【聴く。書く。伝える。】244号
名著「愛に生きる」。能力の伸ばし方とは?
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こんにちは。寺尾祐子です。
久しぶりに魂が震える本に出会いました。
今、読み終えたばかりなので、
少し興奮しているのかもしれません(笑)
特に、指導したり教えたり立場の方、親は、
ゼヒ、ゼヒゼヒ読んで欲しいと、心から思います。
『愛に生きる 才能は生まれつきではない』
鈴木鎮一・著
http://urx.mobi/B97n
1966年に書かれた名著なので、
ご存知の方も、いらっしゃるかもしれませんね。
アメリカをはじめ、世界にひろく普及している
ヴァイオリンの「スズキ・メソード」。
この教育法をつくられた鈴木さんが書かれた本です。
そもそも、鈴木さんの人間性の高さ、深さに感動します。
深い謙虚さと、圧倒的な人間としての厚みと柔らかさで、
人としての可能性、高貴さ、環境の大切さなど、
教えてくださいます。
子どもの能力をどう伸ばすか、
自分自身の能力も、どう育てていくのかも。
鈴木さんが、ドイツにいらっしゃったとき、
あのアインシュタイン博士が、後見人だったとか!
博士と親しくされ、また周囲に集まるすぐれた方々の
愛情にふれられていたということも、驚きです。
アインシュタイン博士は、音楽を愛され、
人間としても立派な方だったのですね。
この本で一貫して書かれていることは、
------------------------------------
わたしたちはみんな、
生まれつきだとあきらめることなく、
それぞれに努力すれば、
望ましいひとになりうるし、
能力が獲得できる、
------------------------------------
ということ。
「才能はあるものではない。つくるものだ」
と、多くの子どもたちと接した結果、
強い信念を持たれています。
著者の自戒として、次の文章がありました。
------------------------------------
右の手を見よ。
おまえ自身を、そのように毎日訓練すれば、
力が生まれ、感覚が育ち、おまえの能力が育ってくる。
おまえの右手の、
左手にまさる能力は他人がくつったのではない。
おまえが自分自身でつくったのだ。
生まれたときは、左手との優劣はなかった。(中略)
いかなる能力も、生まれつきで発揮されることはない。
自分で育てる努力をするとき、能力はつくられていく。
つくるものは自分自身だ。
------------------------------------
(同書)
前半に、インドのジャングルで
「おおかみに育てられたカマラとアマラ」の話が出てきます。
2歳と7歳くらで発見された2人の女の子は、
四つ足で歩き、口で物をくわえ、生肉を好み、
カマラは16歳で死ぬまで夜ぼえを続けたのだかとか。
そのうえ、肩や胸に長い毛がはえていた事実もあるそうです。
改めて、適応力の高さと、環境の大切さを
感じずにはいられません。
(そう思うと、親の影響力って、こわいくらいです)
そして、私たち大人は、
自分で環境を選ぶことも、
自分で、自分を育てることもできます。
自分自身に対しても、
家族に対しても、周りの方々に対しても、
接する方全てに対して、背筋が伸びる気持ちになる本でした。
「能力は、育てるもの」だけでなく、
他にも伝えたいことがあるので、
明日に続けますね。
この本を教えてくださった「美塾」の塾長に、感謝です!
http://bi-juku.jp/wp/profile
2017年1月23日【聴く。書く。伝える。】244号
名著「愛に生きる」。能力の伸ばし方とは?
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こんにちは。寺尾祐子です。
久しぶりに魂が震える本に出会いました。
今、読み終えたばかりなので、
少し興奮しているのかもしれません(笑)
特に、指導したり教えたり立場の方、親は、
ゼヒ、ゼヒゼヒ読んで欲しいと、心から思います。
『愛に生きる 才能は生まれつきではない』
鈴木鎮一・著
http://urx.mobi/B97n
1966年に書かれた名著なので、
ご存知の方も、いらっしゃるかもしれませんね。
アメリカをはじめ、世界にひろく普及している
ヴァイオリンの「スズキ・メソード」。
この教育法をつくられた鈴木さんが書かれた本です。
そもそも、鈴木さんの人間性の高さ、深さに感動します。
深い謙虚さと、圧倒的な人間としての厚みと柔らかさで、
人としての可能性、高貴さ、環境の大切さなど、
教えてくださいます。
子どもの能力をどう伸ばすか、
自分自身の能力も、どう育てていくのかも。
鈴木さんが、ドイツにいらっしゃったとき、
あのアインシュタイン博士が、後見人だったとか!
博士と親しくされ、また周囲に集まるすぐれた方々の
愛情にふれられていたということも、驚きです。
アインシュタイン博士は、音楽を愛され、
人間としても立派な方だったのですね。
この本で一貫して書かれていることは、
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わたしたちはみんな、
生まれつきだとあきらめることなく、
それぞれに努力すれば、
望ましいひとになりうるし、
能力が獲得できる、
------------------------------------
ということ。
「才能はあるものではない。つくるものだ」
と、多くの子どもたちと接した結果、
強い信念を持たれています。
著者の自戒として、次の文章がありました。
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右の手を見よ。
おまえ自身を、そのように毎日訓練すれば、
力が生まれ、感覚が育ち、おまえの能力が育ってくる。
おまえの右手の、
左手にまさる能力は他人がくつったのではない。
おまえが自分自身でつくったのだ。
生まれたときは、左手との優劣はなかった。(中略)
いかなる能力も、生まれつきで発揮されることはない。
自分で育てる努力をするとき、能力はつくられていく。
つくるものは自分自身だ。
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(同書)
前半に、インドのジャングルで
「おおかみに育てられたカマラとアマラ」の話が出てきます。
2歳と7歳くらで発見された2人の女の子は、
四つ足で歩き、口で物をくわえ、生肉を好み、
カマラは16歳で死ぬまで夜ぼえを続けたのだかとか。
そのうえ、肩や胸に長い毛がはえていた事実もあるそうです。
改めて、適応力の高さと、環境の大切さを
感じずにはいられません。
(そう思うと、親の影響力って、こわいくらいです)
そして、私たち大人は、
自分で環境を選ぶことも、
自分で、自分を育てることもできます。
自分自身に対しても、
家族に対しても、周りの方々に対しても、
接する方全てに対して、背筋が伸びる気持ちになる本でした。
「能力は、育てるもの」だけでなく、
他にも伝えたいことがあるので、
明日に続けますね。
この本を教えてくださった「美塾」の塾長に、感謝です!
http://bi-juku.jp/wp/profile