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日時 | タイトル |
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2017/07/27(木) 22:40 | 【聴く書く伝える】内省しても、答えは出ない。 |
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2017年7月27日【聴く。書く。伝える。】429号
内省しても、答えは出ない。
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○○さん
こんにちは。寺尾祐子です。
「私は何者なんだろう」
「私には何が向いているんだろう」
こんな問いを持ったこと、ありませんか?
誰しも1度や2度は持ったことあると思います。
私は1度や2度どころか、
20代の頃はずーっと考え、悩んでいました。
少し前までは、
「自分探し」という言葉を聞くだけで、
疲れがドッと出て、
イヤーな気持ちになるくらい(笑)
どっぷり考え、悩んだ末、
「考えても答えは出ない。
わかったとしても、人は変化する」。
目の前の興味あることに取り組むしかない
という結論に達しています。
そんなことを思い出す
一文に出会いました。
社会心理学者ダリル・ベムが確立した
「自己知覚理論」。
------------------------------------------------------
人は、自分が何者であるかに関する推論を、
自分自身の行動を観察することで組み立てるのだ
------------------------------------------------------
『知のトップランナー149人の美しいセオリー』
ジョン・ブロックマン(編者) 長谷川眞理子(訳)
https://goo.gl/8Vxkyy
具体的にいえば、
優しいから、人に親切にするのではなく、
美しい心を持っているから、ゴミを拾うのでもなく、
真面目だから、ルールを守っているのではない。
人に親切にするから、優しいのかもと思い、
ゴミを拾うから、美しい心を持っているかもと思い、
ルールを守っているから、真面目なのかもと思う。
さらに、
行動から自分の思考を明らかにするだけでなく、
行動の前には存在しかなった思考すら、
推測するようになるらしい。
だから、いくら
「私は何者なんだろう」
と内省し続けても、答えは見つからないということ。
------------------------------------------------------
私たちの行動は、
しばしば周囲からの微弱な圧力によって決まるが、
私たちは必ずしもその圧力を認識できない。
------------------------------------------------------
(同書)
たまたま気分がいいだけ、
誰かに褒められたかった、
文句を言われたくなかった、
といった理由だったかもしれない。
つまり、
私たちは、環境や状況、
社会の構造というものに、
とても影響されやすいということ。
ふりかえれば、7年前に夫の転勤で
大阪に引っ越した時、
転職活動をしなかったのは、
直前に通っていたコミュニティーや、友人に
会社員が少なかったからかも。
それまで、どっぷり会社生活をしていましたが、
フリーランスで、楽しく生き生きと暮らす様子を
見て、影響を受けたのでしょう。
今日、私が伝えたかったのは、
「人は、自分の行動によって、自分を判断してしまう」
「人は、自覚している以上に、周囲の影響を受ける」
ということ。
だからこそ、日々の行動(習慣)に気を配ることは、
自己評価に大いに影響を与えます。
そして、「微弱な圧力」が加わってもいいような
環境に身を置くこと、意識してみてくださいね。
─────────────────────────────────
◆感想や質問などお気軽に、このメールにご返信いただけたら嬉しいです^^
※すべてにお返事できない場合もありますが、すべて嬉しく拝読しています。
※頂いたメールは、メルマガ上でご紹介する場合があります。
掲載不可の場合は、あらかじめお書き添えくださいね。
■配信者:
プロフォン
寺尾祐子
PR戦略プロデューサー
パブリックステージコンサルタント
女性リーダーのための【哲学LABO】主催
方眼ノートトレーナー
■ホームページ:
http://profond.jp
■メルマガ登録(お役に立てそうな方がいらっしゃったら、ご紹介ください)
https://twelfth-ex.com/rg/40727/1/
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2017年7月27日【聴く。書く。伝える。】429号
内省しても、答えは出ない。
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○○さん
こんにちは。寺尾祐子です。
「私は何者なんだろう」
「私には何が向いているんだろう」
こんな問いを持ったこと、ありませんか?
誰しも1度や2度は持ったことあると思います。
私は1度や2度どころか、
20代の頃はずーっと考え、悩んでいました。
少し前までは、
「自分探し」という言葉を聞くだけで、
疲れがドッと出て、
イヤーな気持ちになるくらい(笑)
どっぷり考え、悩んだ末、
「考えても答えは出ない。
わかったとしても、人は変化する」。
目の前の興味あることに取り組むしかない
という結論に達しています。
そんなことを思い出す
一文に出会いました。
社会心理学者ダリル・ベムが確立した
「自己知覚理論」。
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人は、自分が何者であるかに関する推論を、
自分自身の行動を観察することで組み立てるのだ
------------------------------------------------------
『知のトップランナー149人の美しいセオリー』
ジョン・ブロックマン(編者) 長谷川眞理子(訳)
https://goo.gl/8Vxkyy
具体的にいえば、
優しいから、人に親切にするのではなく、
美しい心を持っているから、ゴミを拾うのでもなく、
真面目だから、ルールを守っているのではない。
人に親切にするから、優しいのかもと思い、
ゴミを拾うから、美しい心を持っているかもと思い、
ルールを守っているから、真面目なのかもと思う。
さらに、
行動から自分の思考を明らかにするだけでなく、
行動の前には存在しかなった思考すら、
推測するようになるらしい。
だから、いくら
「私は何者なんだろう」
と内省し続けても、答えは見つからないということ。
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私たちの行動は、
しばしば周囲からの微弱な圧力によって決まるが、
私たちは必ずしもその圧力を認識できない。
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(同書)
たまたま気分がいいだけ、
誰かに褒められたかった、
文句を言われたくなかった、
といった理由だったかもしれない。
つまり、
私たちは、環境や状況、
社会の構造というものに、
とても影響されやすいということ。
ふりかえれば、7年前に夫の転勤で
大阪に引っ越した時、
転職活動をしなかったのは、
直前に通っていたコミュニティーや、友人に
会社員が少なかったからかも。
それまで、どっぷり会社生活をしていましたが、
フリーランスで、楽しく生き生きと暮らす様子を
見て、影響を受けたのでしょう。
今日、私が伝えたかったのは、
「人は、自分の行動によって、自分を判断してしまう」
「人は、自覚している以上に、周囲の影響を受ける」
ということ。
だからこそ、日々の行動(習慣)に気を配ることは、
自己評価に大いに影響を与えます。
そして、「微弱な圧力」が加わってもいいような
環境に身を置くこと、意識してみてくださいね。
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※すべてにお返事できない場合もありますが、すべて嬉しく拝読しています。
※頂いたメールは、メルマガ上でご紹介する場合があります。
掲載不可の場合は、あらかじめお書き添えくださいね。
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プロフォン
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PR戦略プロデューサー
パブリックステージコンサルタント
女性リーダーのための【哲学LABO】主催
方眼ノートトレーナー
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