自分と未来を変えるメディアのチカラを引き寄せる「最初の一歩」 バックナンバー

お願いの仕方次第で、同じ動きをしてもらうにも、大きく違ってくることをご存知ですか？


「ウチのエリアは、
　あまりに返答率が低いので、
　３日以内に投函してもらえると、
　大変助かります」


先日、関西から引越しをするとき、
引越し会社の方から

お客様アンケートのハガキを
渡されながら言われました。


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2018年4月3日　Vol.678

お願いのコツ
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こんにちは。寺尾祐子です。



素直な（？）わが家は、引越し当日、
何かを待っているときに記入し、
新幹線に乗る前に投函。



つまり、当日中に発送しました。



そして、関東に着いてから。
大きな荷物を入れた翌日、
荷ほどきをしてもらいました。



開梱（かいこん）作業が終了後、
再び渡されたお客さまアンケートハガキ。



「いつでもいいので、お時間のあるときに
　ゆっくりと書いてもらえれば、
　ありがたいです」


と、笑顔で渡されました。



そして、そのハガキは、
まだ我が家にあります（苦笑）



関西では、
「返答率が悪いので、3日以内に」。

関東では、
「いつでもいいので、ゆっくりと」。



やさしいのは、もちろん関東の方です。


でも、実際に動いたのは関西の方。



なぜ関西の方が動けたのでしょう？
それは、もうお分かりだと思います。



「理由と、期日がはっきりしていたから」



人は理由があると、
何とかしよう、解決しないといけない
と思ってしまうようです。



例えば、
次のような張り紙があったら、
どうでしょう。



「窓を閉めてください」

とい張り紙と、

「紙が飛んでしまうので、
　窓を閉めてください」

という張り紙。



どちらが、閉めたくなりますか？



今回の場合、引越し後の方が、
バタバタと忙しいということも
あるでしょう。



しかし、お客さまアンケートを
渡された瞬間、
「あぁ、急がなくて、いつでもいいんだな」
と、思ってしまった事実。



この時点で、ズボラな私の場合、
返答率はグッと下がります。
危険です。

（もしかして、そのまま放置してしまうかも？）



身をもって体験した、
依頼をするときのコツ。



人に何かをお願いをするとき、
ゼヒ意識してくださいね。




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寺尾祐子

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パブリックステージコンサルタント
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