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日時 | タイトル |
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2016/06/01(水) 12:00 | 【聴く書く伝える】思考停止にならないために。もう一歩考えてみる。 |
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2016年6月1日 【聴く。書く。伝える。】 8号
<伝える>
思考停止にならないために。もう一歩考えてみる。
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○○さん、こんにちは。
寺尾祐子です。
「すごい便利な新商品が出ました!」
「すばらしい使い心地です!」
「すごい」「すばらしい」って、便利なことばです。
言われたら、うれしいことばです。
けれど、<伝える>を考えた場合、上の文章は、
どう便利なのか、
どのようにすばらしい使い心地なのか、
全くわかりません。
例えばですが、
「○○にかかる時間は、たったの3分! お手伝いさんがいるかのようです」
「保水性があり、しっとりやわらか。花粉症の方でも鼻の下が痛くなりません」
など、具体的に「数字」、「メリット」、「比喩」(例にはないですが)を入れてみてください。
ぐっと伝わります。
「すごい練習しました」よりも、
「どんなに疲れても、仕事が終わってから毎日2時間練習しました」の方が
すごさがわかります。
他に便利なことばに「おいしい」があります。
グルメレポーターやライターは、基本的に「おいしい」という表現は使いません。
見ている人や、読んでいる人は、
「どのよう味なのか」が知りたいからです。
「おいしい」だけでは、伝わりません。
おいしさは、好みで全く違うという危険性もあります。
人によっては間違った情報になりかねません。
「すごい」「すばらしい」は、人によっては頻出する単語です。
特に会話の中では、悪い表現ではありませんが、
どうすごいのか、
なにがすばらしいのか、
もっと考えてみてはいかがでしょう?
そうすると、表現の幅がひろがり、伝わりやすくなります。
実は、一時期、自分に対して、
「『すごい』を使わない」
というルールを課したことがあります。
予想以上に安易に使っていた自分自身にとっては難しく、
自分のボキャブラリーの少なさに愕然としました。
しかし、「すごい」を使わないことで、
私は、何に対してすごいと思ったのか、
どこに反応し、感動したのか、もっと考えるようになりました。
最近、会話に関しては、少し甘くしています。
話をしていて、感動すれば、素直な気持ちとして使ってしまいますし、
言われた方もうれしいことばですから。
ただ、「すごい」「すばらしい」を使う条件をつけました。
どうすごいのか、すばらしいのかを付け加えるということ。
よかったら、○○さんも、
「すごい!」「すばらしい!」だけで終わらせず、
どうすごいのか?
何がすばらしいのか?
を付け加えるゲームをやってみてください。
そうすると、文章も会話も深みが出ます。
会話だったら、言われた方も、具体的になって、うれしさが増しますよね。
何よりも、自分の思考停止を防げますよ。
─────────────────────────────────
◆感想や質問などお気軽に、このメールにご返信いただけたら嬉しいです^^
※すべてにお返事できない場合もありますが、すべて嬉しく拝読しています。
※頂いたメールは、メルマガ上でご紹介する場合があります。
掲載不可の場合は、あらかじめお書き添えくださいね。
■配信者:
プロフォン
寺尾祐子
PR戦略プロデューサー
パブリックステージコンサルタント
女性リーダーのための【哲学LABO】主催
方眼ノートトレーナー
■ホームページ:
http://profond.jp
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2016年6月1日 【聴く。書く。伝える。】 8号
<伝える>
思考停止にならないために。もう一歩考えてみる。
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○○さん、こんにちは。
寺尾祐子です。
「すごい便利な新商品が出ました!」
「すばらしい使い心地です!」
「すごい」「すばらしい」って、便利なことばです。
言われたら、うれしいことばです。
けれど、<伝える>を考えた場合、上の文章は、
どう便利なのか、
どのようにすばらしい使い心地なのか、
全くわかりません。
例えばですが、
「○○にかかる時間は、たったの3分! お手伝いさんがいるかのようです」
「保水性があり、しっとりやわらか。花粉症の方でも鼻の下が痛くなりません」
など、具体的に「数字」、「メリット」、「比喩」(例にはないですが)を入れてみてください。
ぐっと伝わります。
「すごい練習しました」よりも、
「どんなに疲れても、仕事が終わってから毎日2時間練習しました」の方が
すごさがわかります。
他に便利なことばに「おいしい」があります。
グルメレポーターやライターは、基本的に「おいしい」という表現は使いません。
見ている人や、読んでいる人は、
「どのよう味なのか」が知りたいからです。
「おいしい」だけでは、伝わりません。
おいしさは、好みで全く違うという危険性もあります。
人によっては間違った情報になりかねません。
「すごい」「すばらしい」は、人によっては頻出する単語です。
特に会話の中では、悪い表現ではありませんが、
どうすごいのか、
なにがすばらしいのか、
もっと考えてみてはいかがでしょう?
そうすると、表現の幅がひろがり、伝わりやすくなります。
実は、一時期、自分に対して、
「『すごい』を使わない」
というルールを課したことがあります。
予想以上に安易に使っていた自分自身にとっては難しく、
自分のボキャブラリーの少なさに愕然としました。
しかし、「すごい」を使わないことで、
私は、何に対してすごいと思ったのか、
どこに反応し、感動したのか、もっと考えるようになりました。
最近、会話に関しては、少し甘くしています。
話をしていて、感動すれば、素直な気持ちとして使ってしまいますし、
言われた方もうれしいことばですから。
ただ、「すごい」「すばらしい」を使う条件をつけました。
どうすごいのか、すばらしいのかを付け加えるということ。
よかったら、○○さんも、
「すごい!」「すばらしい!」だけで終わらせず、
どうすごいのか?
何がすばらしいのか?
を付け加えるゲームをやってみてください。
そうすると、文章も会話も深みが出ます。
会話だったら、言われた方も、具体的になって、うれしさが増しますよね。
何よりも、自分の思考停止を防げますよ。
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※すべてにお返事できない場合もありますが、すべて嬉しく拝読しています。
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掲載不可の場合は、あらかじめお書き添えくださいね。
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プロフォン
寺尾祐子
PR戦略プロデューサー
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女性リーダーのための【哲学LABO】主催
方眼ノートトレーナー
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